チベット旅 虎の巻IV ~青蔵鉄道寝台列車の切符を発券!(鉄道の切符購入/発券の仕方)~
9月30日 午前11時、いよいよ念願の高地4000m級を走りチベットへ向かう青蔵鉄道の寝台列車の切符を交換しに行く。
(ちなみに青蔵鉄道の名前の由来は、「青海省」と「西蔵(チベット)」を結んでいるところから来ています。)
ここで注意しなければならないのは、外国人は日本ほど切符の発券が簡単ではない点。(これは青蔵鉄道に限らず、中国大陸の他の目的地への中長距離切符は同様だ。※なお2020年現在、一部の高速鉄道は紙の切符の発券は不要)
ここでは切符の発券方法を簡潔にご紹介します!
では早速上海虹橋駅の切符窓口へ!
【ポイント1】切符の予約方法と発券場所-----
切符は事前にオンラインで予約が可能です。中国の直営鉄道アプリや旅行会社のアプリ等で自身で予約が出来る他、各旅行会社でも予約を代行してくれます。
もちろん空席さえあれば、そのまま直接窓口で購入することもできます。
そして切符が発券できる場所を、大きく分けて2種類。
1つ目は、実際に鉄道が発着する鉄道駅の窓口。駅に併設されており窓口も多い為、便利ではあるものの、常に混んでいるのが現状。なので利用される際は、時間に余裕を持っておくことをお勧めします。
2つ目は、街中にある切符販売窓口。窓口は少ないものの殆ど待ち時間なく発券できます。但し発券手数料が、切符代とは別にかかりますのでご注意下さい。
---------------------------------------------------------------
ずらーーーーーと人が並ぶ切符販売・発券窓口。さすが人口の多い中国大陸!
近くには「自動切符販売・発券機」もありますが、残念ながらこちらが使えるのは中国人のみなので、外国人は大人しくあの列に並ぶしかありません。。。
てなわけで、早速列の最後尾へ!
【ポイント2】並ぶ列を要確認!-------------
だいたいどこも長蛇の列。その中で、たまに空いている列を見かけることもあります。
しかしここで、確認したいのは窓口の種類。
「新規購入・変更・払い戻し」等の全ての業務を扱っている窓口もあれば、「払い戻し」だけやっている窓口もあるので、要注意です。
-----------------------------------------------------------
そして待つこと15分、ようやく自分の番が廻ってきた!
つたない中国語で窓口に話しかける・・・
【ポイント3】切符購入・交換の際に必要なもの---
1) パスポート: 切符内にも番号が記載されます。なので切符は本人以外は使用不可。
2) 予約番号:オンライン予約等をした際は、必要になります。
3) 現金:事前決裁が済んでいない場合は、ここで支払いになります。
*なお電子決済が中国全土どこでも使えるものの、鉄道関連施設では使用できない場合もあるので、念の為現金の方が安心です。
------------------------------------------------------------------
9月30日 午前11時30分、
パスポートと予約番号を出したところ、2分もかからずに発券してくれた!
発券した切符はこちら!!
この切符自体、旅の良い記念品になりますね。
チベットへ約19時間の寝台列車旅、今からワクワクが止まりません笑
でも旅の出発前に、僕らゆうらん一行が果たさなければならない謎のミッション・・・
残り時間もあと11時間・・・
僕はワクワクしたのも束の間、急いで市内へと戻るのであった。
次回いよいよ謎のミッションに挑み、旅に出発します!!