世界ゆうらん旅日記

「社会人だって旅に行ける!!」をモットーに30代サラリーマンが世界の奥地へ2人旅に行ってきます!未知なる文化や現地の人々との出会い、突然巻き起こる珍事件、果たして無事目的地に辿り着けるのか・・・!旅のハイライトの紹介の他、社会人旅ならではの役立つコツも御紹介します!(Twitter→@yuranexplorers)

チベット旅 虎の巻 ~出発前準備編~

旅の行先が決まったのも束の間、出発まであと3週間。

 

前回ご紹介した通り、特殊なエリアであるチベットは旅に行く際に、様々な準備が必要になります。

 

そういう意味で、3週間前からのチベット旅準備スタートは、ギリギリのヒヤヒヤものなので、結論から言うとあまりおすすめしません笑

 

おそらく1か月半くらい前から準備すれば、わりと余裕を持って準備できるかと思います。

 

それではチベット旅に行く為に必要なものを、早速紹介します!

 

[その1] チベット入境許可証

チベット旅の最難関かつ最重要アイテムが、この「チベット入境許可証」!

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外国人はそもそもこれがないと、チベットの地に足を踏み入れることすらできません。

(もし持たずに、ラサ行きの列車や飛行機のチケットを購入して乗ろうとしても、普通にはじき出されます笑)

 

一体どのように入手するのか・・・

一番スムーズな方法は、俺らも実際に行った旅行会社経由の申請です。

 

俺らが依頼した旅行会社は、西安信国際旅行社さん。

日本人スタッフの方が電話とメールでとても丁寧に対応していただき、出発20日前に公官庁に申請していただきした。

 

 [その2] 旅のパーティーメンバー(ガイドドライバー)

チベット入境許可証」に加えて、外国人がチベットを旅する時に必須なのは、専属のガイドとドライバーである。

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バックパッカーであろうが出張者であろうが、チベット内を単独で巡ることは現在許可されていないので、こちらも手配することになります。

 

大概「チベット入境許可証」を手配した旅行会社と同じところで手配してくれるので、そのままセットで依頼しましょう。

 

 [その3] 高山病対策の薬「紅景天」

続いて、重要なのが高山病対策の薬である。というのも、チベットは玄関口であるラサ市で標高3,650m、そこから奥地へ入っていくと、標高は更に上がっていきます・・・

そうなると、頭痛や吐き気など高山病のリスクは上がってきてしまいます。

 

そこで購入したのが、この薬!

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「紅景天」

 

日本国内で販売されているかどうか不明ですが、俺らは上海の薬局で購入しました!

 

上海の薬局のスタッフによると、高山病対策にはこれを約15日前から飲むと、高山病も問題無しとのこと。

1瓶168元で60粒(15日分)なり。

 

ゆうらん一行も早速出発15日前から服用を開始してみることに。

すると服用開始の翌日、旅人の1人の身体に異変が・・・・・

 

果たして異変が出たのは、ゆーじか、はたまた、せーいちか・・・・・

 

そして一体どんな異変が出てしまったのか・・・・・

 

 

旅の行先、いざ決断の時!そして思いがけぬ試練・・・

俺らは、4つの旅の行先候補から、今回の旅の行先として1つを選び出すことに。

 

①シャングリラ

チベット

シルクロード(オアシスの道)

内モンゴル

 

以上、旅の行先候補を書き出しのが、深夜0時30分。

 

それからすぐに熟睡の上、10時間半後の午前11時・・・

各々が自分の一番行きたい地を発表したところ、どんぴしゃで一致した。

 

その地とは、

 

ドュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルンッ

ジャン!!

 

チベット

というわけで、高地3000m以上に広がる独特な文化と世界観、そして最高峰のエベレストが佇む大地、チベットに決定しました!!

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 ・・・割とスピーディーに旅の行先を決定したのも束の間、実は既にチベットへ行けるか行けないかの瀬戸際に立たされていたゆうらん一行であった・・・

 

というのも、チベットは中国大陸の中でも特別のエリアで有り、外国人が渡航する場合は、中国大陸のビザの他にチベット入境許可証」が必要になるのだ。

 

(既に中国大陸のビザは持っていた為、①シャングリラ・③シルクロード・④内モンゴルを選択していた場合は、何の手続きも要らずに出発できていたものの、この②チベットだけが「入境許可証」の必要対象エリアなのだ・・・)

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この「入境許可証」の発行が、申請から通常約2週間で発行されるものの、俺らが出発を決めた時期は、お役所のシステムの入れ替えで約3週間かかりそうとのこと・・・

 

 

実は出発日まで、あと3週間・・・

 

 

しかもチベットに外国人が行く為に必要なものは「入境許可書」だけではない。更に専属のガイドドライバーパーティーを組まなければ、外国人は入境できないのだ。

(まるでRPGだな苦笑)

 

残り21日で、渡航許可書の発行に、専属ガイドとドライバーの手配・・・

果たして、彼らは無事旅立つことが出来るのか・・・

 

旅の行先を考える

さあいよいよ始まる奥地への2人旅!

まずは行先を決めるところから始まる。

 

世界ゆうらん旅日記、記念すべき最初の旅のテーマは、

 

4000年の歴史が積み重なる中国大陸!!

 

中国大陸と言えば、

 

三国志

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中華料理

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そしてドラゴン笑

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など様々なイメージを持つ大陸であるが、実際にかなり広大な大地が広がっている。

 

日本海に面している海側のエリア(東側)から内陸地(西側)まで全く時差は設定されていないのだが、実際の4月の日の出の時間を比べると、海側はAM4:30くらいなのに対して、西側の内陸の街だとAM8:00と、3時間半もの違いがあるのだ。

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そう、なかなか日本とは比べられないほどのスケールのでかさなのだ!

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てなわけで、早速旅の行き先候補を考えてみた。

 

①シャングリラ

そう、そこは小説「失われた地平線」の舞台となった理想郷・・・

大自然の絶景が広がるユートピアをいざ旅する・・・

 

チベット

高地3000m以上に広がるチベット文化の独特な世界観・・・

そしてそびえ立つ世界最高峰のエベレストを求めて・・・

 

シルクロード(オアシスの道)

太古から人々の大陸横断路として異文化と大自然が織り交ざる交易路・・・

歴史を紐解きながら、広大な砂漠そして数々の世界遺産を探険する・・・

 

内モンゴル

大草原を放牧されている羊とともに駆け抜ける・・・

そして大自然の中ゲルに泊まり、夜は満点の星を眺めながらお酒を傾ける・・・

 

期間の関係から、実際に行けるのは1エリアのみ。

ああーーー悩む悩む悩む!!

 

 

 

・・・ところだけど、俺ら2人の一番行きたい場所は、偶然にもどんぴしゃで一致した!

 

果たして彼らはどこを選んだのか!?

 

結果は、次回の記事にて発表します笑

さて皆さんなら、どこを選びます??

30代の今、いざ旅に出る!!

かつて10数年前大学生の頃、未知なる世界に憧れた。日本とは言葉も習慣の違う大地へ、無我夢中のまま旅に繰り出した・・・

 

それから月日が経ち、社会人8年目・・・

会社の業務にもすっかり慣れたものの、日々忙殺される毎日。。。

毎日が砂時計を倒したかのように過ぎていき、時には1週間前思い出そうとしても印象が薄すぎて思い出せない時もあるほど・・・

こうやって年齢を重ねていくのかと思うと・・・なんか人生少し勿体ない気がした。

 

もっと非日常を経験して、自分の人生に刻み込んでいきたい!

まだ見ぬ世界へ飛び込んでいきたい!

そう33歳の夏に思ったのだ。

 

旅の出た時の強烈な異文化との出会い

忘れたくても忘れらない様々な珍事件

そして非日常の空間で語る時間

 

社会人だって、旅に行きたい!!

 

てなわけで、新たな旅の相棒とともに、いっちょ30代社会人2人旅に行ってきます!!

  

しかも行先は、普段の日常から思いっきりかけ離れた地球の奥地へ!

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世界ゆうらん旅日記

~いざ開幕!!~